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日本語と中国語 同じ漢字で違う意味(Ⅰ)

日本人なら、中国語は漢字だから、中国語の意味はだいたいわかる、、、、、

はい、だいたいわかりますが、全く違う意味を表す漢字があるので、

これらは知っておいた方が良いし、違いを知るというのはなかなか面白いです。

 

・中国語→日本語の意味

では、まずはよく耳にする目にする人に対する単語から。

先生 →(男性に対する敬称で)~さん。ミスターの意味です。

では、日本語の先生は、中国では、

老師 → 先生、教師

です。日本語で老師と言うと、カンフーを教えてくれる

達人のおじいさんという

イメージですが、中国語の老師は、

教師や先生という意味で、若い人にも使います。

 

次も全然違う意味の代表格です。

愛人 → 配偶者、奥さん。

愛人と書いて奥さんの意味とは驚きですが、日本語の愛人は中国語では、

小三 → 愛人

小三は、小学三年生ではなく、

夫婦に対して第三の関係者という意味から、小三です。

もちろん、奥さんの意味で、夫人や、

愛人の意味で、情人を使うときもありますが、

今回は同じ漢字で違う意味というものを取り上げます。

 

老婆 → 妻、家内

 日本語で老婆というと、おばあさんの意味ですが、中国語では妻の意味で、

夫が奥さんを妻とか家内という時に使われます。

老公丈夫 → 夫、主人

 日本語で老公というと、隠居した藩主という意味で、

水戸黄門の意味になってしまいますが、

中国語では夫という意味です。丈夫というも同じく夫という意味です。

さらにややこしいのは、こちら。

妻子 → 妻

 → 母親

妻子は、妻と子供ではなく、妻の意味です。娘は、母親の意味です。

他に父親、母親を意味する表現として、爸爸(バァバ)、

妈妈(マァマ)があります。

日本語でバァバというと、

おばあさんに聞こえてしましますが、お父さんの意味です。