日本のアニメは、中国で大人気です。
中国の若い人が、日本語を勉強し始めるきっかけとなっています。
中国語で、アニメは、「动漫(ドンマン)」。
マンガが、「漫画(マンファ)」なので、
動くマンガということで、动漫(ドンマン)です。
今回は、中国で人気のアニメがどのようなタイトルと
なっているかを見ていきます。
まず、中国語タイトルだけ挙げますので、
日本のどのアニメか想像してみてください。
《哆啦A梦》、《蜡笔小新》、《面包超人》、
《精灵宝可梦》、《樱桃小丸子》、
《海贼王》、《火影忍者》、《美少女战士》、
《灌篮高手》、《名侦探柯南》、《龙猫》
《哆啦A梦》
日本では見かけない漢字の間に、Aが入っています。
解読困難に見えますが、発音は「ドゥオラーエィモン」です。
そう、ドラえもんのことで、中国でも大人気です。
さらに、2015年に映画《Stand by me ドラえもん》は、
日本を超える興行収入を記録しました。
《蜡笔小新(ラァビィシャオシン)》
これは、発音では全然想像できませんが、
蜡笔(ラァビィ)がくれよんの意味だとヒントになります。
くれよんしんちゃん。
《面包超人(ミィエンバオチャオレン》
面包(ミィエンバオ)とはパンのことで、
パンの超人、、、、、、アンパンマンです。
《精灵宝可梦(ジンリンバオカァモン)》
精灵(ジンリン)は、妖怪や妖精の意味で、
宝可梦(バオカァモン)は当て字。ポケットモンスターです。
《樱桃小丸子(インタオシャオワンズ)》
発音よりも漢字そのまま見た方がわかりやすいです。
《海贼王(ハイゼンワン)》:
これはそのままでわかりやすいですね。ワンピースです。
《火影忍者(ホォインレンジャ)》:
これも漢字そのままがイメージしやすいかもしれません。
NARUTO(ナルト)のことです。
《美少女战士(メオシャオニュウジャンシ)》:
美少女戦士セーラームーンのことです。
《灌篮高手(グァンランガオショウ)》:
中国語でバスケットボールは、篮球(ランチュウ)で、
ダンクシュートのことを、灌篮(グァンラン)と言います。
なんとなくわかってきましたか?そう、スラムダンクです。
《名侦探柯南(ミンジェンタンカァナン)》:
これはもうパット見てわかりましたね。名探偵コナンです。
コナンは日常的なアニメだけでなく、
映画が日本公開後すぐに公開されるなど人気がずっと続いているアニメです。
《龙猫(ロンマオ)》:
龙(ロン)は、龍です。龍猫って全然わかりませんが、
実は、ジブリ映画のトトロです。
トトロは、中国語では、龍猫です。
トトロは、2018年中国で、初上映されました。
なんと、日本で公開されてから30年経っての公開です。
中国では外国映画に対する様々な規制があり、
上映可能な本数や時期についても制約があり、
ようやく公開となったのです。
ジブリ作品は中国でとても人気ですが、
映画館で正式上映されるまでは、
海賊版DVDなどでしか見るしかありませんでした。
日本のアニメの人気はすさまじく、
中国でも大きな興行収入となることから、
徐々に、公開本数が増えていくことでしょう。
中国の人と会話する際、アニメは既に必須の話題となっています。
ぜひ中国語タイトルの発音を覚えて、活用してみてください。